杉並区在住/石原巍洋様
30歳からの東京生活は正に多端だったが、果せるかな、今は見事に要介護老人となってしまった。家内が逝き、残された娘のおかげで、「夢の飛行船」の一員になれた。風呂に入れることを唯一の指標にしていたので、その日を待ちに待った。本当に有難かった。
平成9年に脳梗塞で右側半身が不自由となりそのまま全治しない体になったが、馬齢だけは重ねてきた。「今日が一番若い日だと思って自力で出来ることを少しでも前進させたい。」と、そんな欲だけは健持していたい。飛行船よ希望と夢のため「一以貫之」(イチモッテコレオツラヌク)を祈ります。